アーティスト

谷口 優花

風の教会エリア

展示風景:「バス停」京都市立芸術大学作品展2022、京都市立芸術大学構内

「バケツ」2023年制作、910×1490mm

「プレス機Ⅰ」2022年制作、960×760mm

谷口 優花
たにぐち ゆか

1997年 大阪府生まれ、愛知県在住

2023年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 修士課程 絵画専攻版画 修了

隙間から見える光景をモチーフに、版画技法の一種であるリトグラフにて作品制作を行う。 隙間に対して、奥に広がる景色が隙間の形で切り取られて詰まっているという風に感じる事があった。実際には景色が断ち切られる訳なく続いているのは分かっているのだが、自らの目に映る途切れた姿そのままを捉えて残したいという思いのもと、作品にする。隙間に限らず、ポールや電線など広がる景色内を横切る物にも着目し、それらを切り取り線として 新たなフレームを持った景色を追い求めている。版画の制作では、一つの絵に対していくつもの工程で向き合いながら進める。この時間があるからこそ、最初に見落としていたモチーフの魅力の発見を後から重ねることができる。作品は、実際の空間ではできない「切り取り」を叶えてくれるものであり、見落としている現実を教えてくれるものでもあるのだ。

アーティストインタビュー

主な展覧会歴

2021年
個展「はじめて見るもの、見たことあるもの」伊吹山文化資料館(滋賀)
2021年
「PORTO DI STAMPA」アートゾーン神楽岡(京都)、B-gallery(東京)
2021年
汽車土瓶プロジェクト「Neo汽車土瓶展」信楽高原鐵道 信楽駅(滋賀)

主な受賞歴

2023年
京都市立芸術大学作品展 奨励賞

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