青木 陵子+伊藤 存
撮影:和田真典
青木 陵子+伊藤 存あおき りょうこ ぷらす いとう ぞん
青木陵子と伊藤存は、それぞれの作品制作と並行しながら、2000年頃から共同で活動を開始。交互に素材を交換しながら予測できない展開を生む筋書きのないアニメーションの制作を始める。2011年からは人の情緒の成長を観察しながら制作された映像インスタレーション作品《9歳までの境地》を継続的に制作。宮城県石巻市では、土地の中に在る素材やもの、小さな技術などを見つめ直し、人がつくる事自体に焦点をあてた作品群を展開する。以降、様々な時や場所、人やものに出会いながら、つくることを通して共同で考え続けるプロジェクトを行なっている。