審査員

雨森

Breaker Projectディレクター
インディペンデント・キュレーター

雨森 信

小山田

美術家/公立大学法人京都市立芸術大学美術学部長・教授

小山田 徹

三分一

建築家
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」
設計者

三分一 博志

中野

公益財団法人 神奈川芸術文化財団 学芸員/東北芸術工科大学客員教授

中野 仁詞

森

公益財団法人 東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業部
事業調整課長

森 司

内藤

六甲山観光株式会社
神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond キュレーター

内藤 紫都

林

インディペンデント・キュレーター

林 寿美

神戸六甲ミーツ・アートは、神戸・六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭です。
2010年からこれまでに、延べ520組以上のアーティストが参加しました。
15回目を迎える今回は、名称を「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond」に改め、神戸を象徴する山、六甲山の自然とアートをより一層に楽しんでいただける芸術祭を目指します。

【テーマ】

新しい視界 Find new perspectives

情報が目まぐるしく行き交う現在、私たちには提示された既存の視点で事物を判断し結論を急ぐ傾向があるようです。
いつもの立ち位置から歩を進め山を登り森を抜けると眼下に新しい景色が広がるように、様々な表現手法で制作された現代アートは私たちの視界を広げる役割を果たしています。
日常を少し離れ六甲山の魅力に触れながら旅をするように、様々な価値観と出会う芸術祭、そうした場をアーティストとともに生み出すことが私たちの願いです。

開催概要

会期

2024824日(土)〜1124日(日)

開場時間

10:0017:00

※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。

会場
  • 六甲ケーブル(六甲ケーブル下駅・山上駅)
  • 天覧台
  • ROKKO森の音ミュージアム
  • ※会場は変更となる場合がございます。

  • 六甲高山植物園
  • 六甲ガーデンテラスエリア ほか
  • ※会場は変更となる場合がございます。

総合ディレクター

高見澤 清隆

主催

六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社

共催

六甲摩耶観光推進協議会

  • 総合プロデューサー

    林 直樹六甲山観光株式会社 常務取締役

  • プロデューサー

    日下 雄一六甲山観光株式会社

  • 総合ディレクター

    高見澤 清隆インディペンデント・キュレーター

  • 事務局長/ディレクター/キュレーター

    山川 佳乃六甲山観光株式会社

  • ディレクター/キュレーター

    堀江 紀子インディペンデント・キュレーター

  • キュレーター

    小國 陽佑特定非営利活動法人 芸法

  • 池田 佳穂インディペンデント・キュレーター

  • 内藤 紫都六甲山観光株式会社

  • 鷲尾 英玲奈六甲山観光株式会社

  • テクニカルディレクター

    臼井 岳人六甲山観光株式会社

  • 合田 昌宏合同会社 r3

※2024年2月1日時点

公募概要

  1. 六甲山の自然や景観、歴史、文化、会場施設等の特性を活かし、自由な発想や創造力で芸術文化の魅力を高め、発信出来る作品を募集します。
  2. 六甲山の気象の特徴である強風・濃霧などを逆手に取り、それを活かした作品も歓迎します。
  3. 書類選考(1次審査)を行い、15点前後の入選作品を決定します。
  4. 入選者には制作補助金として30万円 (税込) をお支払いします。

各書類のダウンロードはこちらから

応募資格

年齢や国籍、プロ、アマチュア、個人、団体などは一切問いません。

応募方法

Web・郵送でご応募が可能です。

既定のフォーマットに沿わない情報は審査対象外です。ご応募の際は公募要項をお読みください。

Step1

step1

応募用紙をダウンロードする

応募用紙

Step2

step2

ダウンロードした用紙にプランを記入

Webからご応募される場合、応募用紙5ページ目の提出は不要です。
郵送の場合は、すべての用紙にご記入ください。

Step3 Web応募の場合

step3web

データをPDFで出力する

Step4 Web応募の場合

応募フォームに必要事項を記入し、
Step3のデータをアップロードする

※ 締切直前は応募が集中し受理に時間がかかり、締切に間に合わない可能性がありますので余裕を持ってご応募ください。

※ 締切日の24時まで受付

応募フォーム

Step3 郵送応募の場合

step3_郵送

用紙を郵送する

Step4 郵送応募の場合

下記宛先へ郵送する

〒657-0101
兵庫県神戸市灘区六甲山町一ヶ谷 1-32 六甲山観光株式会社 神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond 公募係

  • ※ 枚数・サイズ超過・両面印刷不可
  • ※ 応募書類は返却いたしませんので、予めご了承ください。
  • ※ 当日消印有効。持ち込み不可

21日 (木) から
56日 (月・祝) まで受付

応募後の流れ

21日(木)

作品プラン公募開始

56日(月・祝)

募集締切

Web応募の場合 24時を以て締切

郵送応募の場合 当日消印有効

5月下旬

1次審査

審査員が書類選考し、入選作品を15点前後選出します。

5月下旬

1次審査入選作品 仮決定

審査員が書類選考し、入選作品を15点前後選出します。

5月下旬〜6月上旬

実現可能性のチェック

6月下旬

入選作品(者)の決定

上記「実現可能性のチェック」をクリアしたのち、正式に入選作品(者)を決定します。

6月下旬(予定)

入選作品(者)の対外的発表

入選作品(者)は6月下旬にWebサイトで公表予定です。

各賞について

入選作品の完成後に改めて2次審査を行い、「神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond公募大賞」を以下の通り決定し、表彰します。

神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond
公募大賞

グランプリ

1

賞金 150万円

準グランプリ

1 賞金 50万円

奨励賞

2 賞金 30万円

上記に加え、芸術祭の会期中、招待アーティストを含む全出展アーティストを対象に、来場者が投票を行い神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond「オーディエンス大賞」を選出予定。
新たな賞の追加及び、内容に変更が生じた場合はWebサイトで発表します。

審査員プロフィール

五十音順 敬称略

  • 雨森

    雨森 信 あめのもり のぶ

    Breaker Project ディレクター 
    インディペンデント・キュレーター

    京都市立芸術大学美術学部卒業。設計事務所、ギャラリー勤務を経て、フリーランスのキュレーターとして活動。
    2002年NPO法人記録と表現とメディアのための組織[remo]を立ち上げ、企画・運営を行う。
    大阪市の文化事業として「BreakerProject」を始動、地域に根ざしたアートプロジェクトに取り組み、独自の表現手法を編み出すアーティストと共に新たな表現領域を開拓する(2003-2024年)。「水都大阪2009」、「BEPPUPROJECT2010」、「札幌国際芸術祭2017」、「さいたま国際芸術祭2020」、にてキュレーションやマネジメントを担う。
    「国際芸術祭あいち2022」ではエデュケーションプログラムに携わるなど、さまざまなアートの実践を通して、現代における芸術文化およびアートマネジメントの役割について研究する。
    甲南女子大学、関西学院大学非常勤講師。大阪公立大学都市科学・防災研究センター客員研究員。

  • 小山田

    小山田 徹 こやまだ とおる

    美術家/公立大学法人京都市立芸術大学美術学部長・教授

    1961年鹿児島生まれ。1984年、京都市立芸術大学在学中にパフォーマンスグループ dumb type を友人達と結成。
    1988年まで在籍。
    その後、コミュニティカフェなど様々な人々が集う場の開発を行い、共有空間の創造を活動の主体とする。
    現在は焚き火を使った場の開発を主に行い、weekend cafe’ や green mountain college などの場を開いている。
    子供や大人達の学び合いの場である「にわにわ」も進行中。
    2018年、東京都美術館の企画展「BENTO おべんとう展・食べる・集う・つながるデザイン」に家庭内のお弁当プロジェクトを出品。
    2010年より京都市立芸術大学彫刻専攻で教鞭をとる。現教授。

  • 三分一

    三分一 博志 さんぶいち ひろし

    建築家(「自然体感展望台 六甲枝垂れ」設計者)

    瀬戸内を拠点に建築が地球の一部となることをテーマに地域に根ざした設計を行う。
    2011年「犬島精錬所美術館」(岡山県)では、日本建築学会賞と日本建築大賞を同時受賞。「宮島弥山展望台」(広島県)からの眺望は、2015年ミシュラングリーンガイド(フランス)の三つ星と評価され、翌年「自然体感展望台 六甲枝垂れ」も同一つ星を獲得。
    2017年 「直島ホール」(香川県)で国内の公共建築では初の受賞となるWallpaper*Design Award 大賞(イギリス)と2度目の日本建築学会賞を受賞。2018年「The Daylight Award」受賞(デンマーク)など、海外での評価も高い。特に地球環境先進国の北欧において「現代におけるグリーンアーキテクトの第一人者」(Louisiana Channel)と高く評価されている。
    その他、瀬戸内国際芸術祭2019に出展した「The Naoshima Plan 『水』」(香川県)や世界遺産原爆ドームに隣接する「おりづるタワー」(広島県)、2017年には日本・デンマーク外交関係樹立150周年・親善大使として、展覧会「システアナ美術館 “THE WATER”」(デンマーク)を手がける。
    現在、デンマーク王立芸術アカデミー教授(非常勤)/山口大学客員教授/島根大学客員教授
    著書:三分一博志 瀬戸内の建築(TOTO出版)/三分一博志作品集JA81(新建築社)

    Photo:Takehiro Goto

  • 中野

    中野 仁詞 なかの ひとし

    公益財団法人 神奈川芸術文化財団 学芸員/東北芸術工科大学客員教授

    1968年神奈川県生まれ。
    第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2015年)日本館 塩田千春「掌の鍵」/ 横浜トリエンナーレ 2017 「島と星座とガラパゴス」キュレーター。
    主な企画に、神奈川県民ホールギャラリーにて、日常/場違い(09年)、泉太郎「こねる」(10年)、八木良太「サイエンス/フィクション」(15年)、大山エンリコイサム「夜光雲」(20年-21年)、ドリーム/ランド(22年-23年)、味/処(23年-24年)。KAAT神奈川芸術劇場では、塩田千春「鍵のかかった部屋」(16年)、さわひらき「潜像の語り手」( 18 年)、小金沢健人「Naked Theatre -裸の劇場」 (19 年) 、冨安由真「漂泊する幻影」(21年)、志村信裕「游動」(21年) 、鬼頭健吾「Lines」(22年)、浅田政志「わたしとわたしたちのいま」(23年)。
    慶應義塾大学大学院美学美術史学専攻前期博士課程修了。
    女子美術大学/東海大学非常勤講師。

    Photo:澁谷 征司

  • 森

    森 司 もり つかさ

    公益財団法人東京都歴史文化財団
    アーツカウンシル東京 事業部 事業調整課長

    1960年愛知県生まれ。
    2023年より現職。1989年から2008年度まで財団法人水戸市芸術振興財団に勤務し、水戸芸術館現代美術センターの学芸員として開館準備に関わり、「クリスト展」(1991年)、「川俣正デイリーニュース展」(2001年)、「日比野克彦の一人万博」(2005年)、「宮島達男Art in You」(2008年)など個展やグループ展を企画担当する。
    2009年度から財団法人東京都歴史文化財団に移籍し、中間支援事業となる「東京アートポイント計画」のディレクターとしてアート NPO等との協働による街なかでのアートプロジェクトの実施にあたっている。2011-2020年度までの10年間は「東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」も担当する。
    2015年からは東京 2020公認文化オリンピアード事業「東京キャラバン」「TURN」のプロジェクトディレクターを務めた。2022年度からは共生社会の実現を目指す都の文化政策として展開する事業「クリエイティブ・ウエルビーイング・トーキョー」を担う。2016年から女子美術大学特別招聘教授。

    Photo:加藤 甫

  • 山川

    内藤 紫都 ないとう しづ

    六甲山観光株式会社
    神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond
    キュレーター

    京都府出身。大阪大学文学部美学科西洋美術史専攻卒業、立命館大学大学院応用社会学専攻博士課程前期修了。2002年よりオルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲(現 ROKKO森の音ミュージアム)学芸員、2016年~2021年同館主任学芸員。所蔵品のデモンストレーションの運営を行う傍ら企画を担当。主な企画に「オルゴール・アート作品大賞」(2004年、2005年、2007年)、特集コンサート「世界最大級のダンスオルガンで聴く久石譲」(2016年)、オルゴール・シアター「宇野亞喜良のシンデレラ」(2019年)、「ムットーニのオルゴール・シアター」(2020年)、「明和電機プロデュース メカニカルコンサート」(2021年)。
    2012年より六甲ミーツ・アート芸術散歩キュレーター補佐を兼務。2021年より現職。主な担当アーティストは大巻伸嗣、大西康明、川俣正、さわひらき、髙橋匡太、束芋、林勇気、横山裕一。

    撮影:神戸新聞社

  • 山川

    林 寿美 はやし すみ

    インディペンデント・キュレーター

    神戸市生まれ。
    国際基督教大学卒業後、DIC川村記念美術館に勤務し、対話型鑑賞方法を導入した「なぜ、これがアートなの?」展のほか、 ロバート・ライマン、ゲルハルト・リヒター、マーク・ロスコの個展などを企画。
    同館退職後は、横浜トリエンナーレ(横浜美術館ほか)、「Robert Frank: Books and Films, 1947-2017」(デザイン・クリエイティブセンター神戸)、 「トラベラー まだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館)、モリムラ@ミュージアム(大阪・北加賀屋)、ゲルハルト・リヒターの豊島プロジェクトをはじめ、 内外の展覧会やプロジェクトに携わる。
    2019年には神戸のアート・プロジェクト「TRANS- 」のディレクターを務めた。
    神戸大学非常勤講師。美術評論家連盟会員。
    主な著書に『ゲルハルト・リヒター 絵画の未来へ』(2022年、水声社)。

    撮影:渡邉 修

※書類選考(1次審査)は上記に加え、総合ディレクター高見澤清隆が審査員として参加します。

合同下見会について

以下の要領で合同下見会を実施します。ご希望の方は事前にお申し込みください。 (参加無料)

日程

2024413日(土)、14日(日)

開催時間

各日13:0017:00
※終了時間は予定

集合

13時までに六甲ケーブル山上駅にお集まりください。
定刻に開始しますので、時間厳守でお願いします。

内容

キュレーターとキュレーションスタッフが各会場をご案内します。

申込方法

参加希望日の3日前までに、下記フォームより希望日、代表者氏名、人数、連絡先、来場方法(公共交通機関または自家用車)を明記の上、お申し込みください。

応募フォーム

備考

合同下見会に限り、入場料は不要です。交通費等はご自身でご負担ください。

合同下見会開催時期の六甲山上の気温は例年10℃前後であり、急激な温度低下や天候の崩れが生じることも多くあります。十分な防寒具及び雨具を準備してお越しください。
尚、天候等の状況により、合同下見会は中止またはオンラインなど開催方法を変更する場合があります。

オンライン質問会

現地下見が困難な方を対象に、公募オンライン質問会を開催します。 (参加費無料)

日程

2024420日(土)

開催時間

18:0019:00 参加者の状況によっては時間を延長する場合があります。

開催方法

Zoomミーティング

内容

キュレーターとテクニカルディレクターがオンラインで公募・展示に関する皆様の質問にお答えします。

申込方法

以下のURLより、必要事項を入力の上お申し込みください。*申込〆切4月19日(金)正午

お申し込みフォーム

備考

原則参加される方はカメラをONにしていただき、カタカナでお名前(ニックネーム可)を表記してください。

公募について
お問い合わせ

本公募についての問い合わせは、e-mailでのみ受け付けます。
質問の回答はWebサイトに掲載します。

※問い合わせのメールは、個別に返信を約束するものではありませんのでご了承ください。

お問い合わせ先

神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond事務局

rma-info@ rokkosan .com ※電話での問い合わせはご遠慮ください。
鑑賞パスポートの購入はこちらから