アーティスト

イケミチコ

《Crazy Queen -横たわる-》2024年、神戸元町 歩歩 琳堂画廊(神戸)

撮影:Shuzo Ogushi

イケミチコ

高知県出身、大阪府在住

永遠のテーマは自然の不変の本質、すなわち、生命、死と人間の愛についてです。魂は表面的な美しさで満足し癒される場合もあるだろうが、極限の悲しみ、苦しみに陥った時は、人間の底にある不変的な存在を揺さぶることによって癒されるのではないだろうか?私は単純にエネルギーの大きいもの(ポテンシャルの高いもの)に惹かれる。それは人間の根本的な本能であると感じる。エネルギーを大きく与えれば物質のポテンシャルは高くなり、その内に秘める力は大きくなる。私は作品を見てくれた人々にエネルギーを与えたい。21世紀初頭にイケミチコが生み出した「未来人間ホワイトマン」作品は、人種、性別、貧富の差、宗教の違い、戦争…あらゆる格差や悲劇から世界の解放を願う人々のピュアな姿。「未来人間ホワイトマン」が、平等な地球人として世界中の人間の心の中で深く自由に羽ばたく事を願ってやみません。

主な展覧会歴

2024年
個展「Crazy」神戸元町歩歩琳堂画廊(兵庫)
2021年
個展「再生のための破壊術ーベルトコンベア作品ー」天野画廊(大阪)
1998年
個展「現在失われつつあるもの」大阪府立現代美術センター(大阪)

主な受賞歴

2014年
京都国際現代芸術祭・展覧会ドラフトにて、1次審査6組中に選出される。
2次審査一般公開プレゼンテーションにて神経の再生のプレゼンを行う。(京都芸術センター)
1990年
「第6回吉原治良賞コンクール展」入選(現代美術センター)
鑑賞パスポートの購入はこちらから