アーティスト

松田 修

《奴隷の椅子》2020年、こんなはずじゃない(無人島プロダクション)
撮影:森田兼次
Courtesy of the artist and MUJIN-TO Production

《いるか》2023年、なんぼのもんじゃい(無人島プロダクション) ビデオスチル

《自宅虚無僧》2023年、なんぼのもんじゃい(無人島プロダクション) ビデオスチル

撮影:皆藤 将

松田 修まつだ おさむ

1979年 兵庫県出身、東京都在住
2009年 東京藝術大学 大学院 美術研究科修了

松田修は映像や立体、ドローイングなどさまざまなメディアを用いた表現で、社会に潜む問題や現象、風俗をモチーフにして「生」や「死」といった普遍的なテーマに取り組んでいる。ひきこもりやニートといった、ときには世間から否定的な眼差しを向けられる存在や、繰り返し再生されるゲーム内での戦いや死、そのようなヴァーチャルな世界での生命観なども松田の作品の重要な要素となっている。近年の活動では、コロナ禍における貧困層の現実など、自身の生い立ちや経験をふまえた、当事者意識に基づく作品を多数発表。その一環として、初の単著となる「尼人」を出版した。

アーティストインタビュー

主な展覧会歴

2023年
個展「なんぼのもんじゃい」無人島プロダクション (東京都)
2022年
グループ展「六本木クロッシング2022:往来オーライ!」森美術館 (東京都)
2020年
グループ展「ダークアンデパンダン」(非公開の場所とオンライン)
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