アーティスト

鈴木 将弘

《Mise à feu, mis en monde : la tour en argile grise(焼成、世界に投じる - 灰色の粘土の塔)》
2021年(ラ・モット=レラ、フランス)

《Wanderobjekten Nr. 2(放浪するオブジェクト No.2)》2019年(マルセイユ、フランス)

《Rite du pétrichor(ペトリコールの儀式)》2022年、Sous les bois、Le basculeur(ロベル=トーダン、フランス)

photo: Michel_GUERRERO

鈴木 将弘すずき まさひろ

1985年 東京都出身、フランス在住
2015年 エクサン=プロバンス高等芸術学校 ファインアート修士課程修了

「風土と身体の動き」との関係性を問いながら、各地でサイトスペシフィックな作品を制作。風土性を持つ人間の創作活動を自然現象の一つとして捉え、「アントロポイエシス・メゾロジック(Anthropoïésis mésologique)」と称し、直感と論理のフィードバックで思考を巡らす。その試行錯誤する過程自体を作品の本質と見なし、彫刻、文章、パフォーマンス映像はその痕跡であり、それぞれが補完し合うことで一つの作品が成り立つ。
「個人のものさし(エージェンシー)」「異文化ノマド」「土着の言語、生態系、素材」に注目し、昔と現代の技術を駆使し道具を作りながら制作を進める。創作行為に神話や儀式の類似性を感じ、モノや動作は機能性、記号性、歴史性を見出した瞬間に具体になると考え、現在、アフォーダンスについて関心を抱いている。

アーティストインタビュー

主な展覧会歴

2022年
グループ展「第72回 Jeune Création」 / Fondation Fiminco(ロマンヴィル、フランス)
2020年
グループ展「Après l’école - Biennale artpress des jeunes artistes – Saint-Étienne 2020」
/ Cité du Design(サン=テティエンヌ、 フランス)
2017年
グループ展「第62回 Salon de Montrouge」 / Beffroi(モンルージュ、フランス)
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