植田麻由
撮影:西澤智和(ni-moc)
植田麻由うえだ まゆ
兵庫県神戸市出身・在住
2000年 大阪芸術大学大学院芸術制作研究科造形表現Ⅳ(工芸)修了
カラフルな色彩と有機的な形態でやきもの造形作品を制作し、国内外で展示発表を行う。
心象が現れる心の広場を “ Garden ” に例えた「A Garden of Feelings」シリーズ、1995年の阪神淡路大震災から身を守ってくれたと感じる花崗岩(石)を作品化させた、石と土を共に焼く「A Lump of Feelings」シリーズ、アーティスト・イン・レジデンスをきっかけに生まれた「Animals」「Fruits」「Homes」シリーズなどがある。
その他の活動として、2006年〜2018年、アートNPO法人C.A.P.に参加し、C.A.P.クレイスタジオの立ち上げにも携わる。2016年、神戸市内の六甲山麓に、野焼きや楽焼ができる屋外スペースを備えた陶芸スタジオ「マユスタジオ」を設立。
私の制作の根幹となる「自然への畏敬」は、六甲の地で育まれ、それが陶の表現へと繋がっています。六甲は、私の日常であり、アイデンティティの一部でもあります。