アーティスト

周 逸喬

《夢黄梁》2023年、学生コラボレーション企画/ PUBLIC ART PROJECT、寺町京極商店街(京都)、寺町京極|商店街美術館

《嬲る(なぶる)》2024年、周逸喬漆作品展、京都市立芸術大学

《浸染》2023年、個展「緑は太い、朱は痩ける」、大丸アートサロンESPACE KYOTO(京都)

周 逸喬しゅう いっきょう

1995年 中国出身、京都府在住
2024年 京都市立芸術大学院博士課程漆工専攻修了

異なる文化に根差した特殊なフィギュアを繰り返し表現することによって、生活の中にある断片的な文化現象の面白さと矛盾を表現できる作品を目指しています。近年では「蘭花指」や「牡丹」という記号を漆、平面絵画、バルーンなど、色んな素材で作品を制作しています。
たとえば「蘭花指」という中国のモチーフでは、手のジェスチャーとして、当初性別によって定義されていなかったが、長い文化の変遷の中に、仏陀の印相から女性性の象徴となりました。私はこのジェスチャーに身体の制約から性別の束縛を切り離すことを感じて、「蘭花指」というシンボルを通じて、特に特定の文化的背景に深く根付いた性別の矛盾を伝えようと努力します。

アーティストインタビュー

主な展覧会歴

2024年
個展「緑は太い、朱は痩ける」大丸アートサロンESPACE KYOTO(京都)
2023年
「学生コラボレーション企画/ PUBLIC ART PROJECT」寺町京極商店街(京都)
2020年
個展「漆と絵」曹洞宗・興聖寺(京都)

主な受賞歴

2024年
「株式会社Charm X京都市立芸術大学・京都烏丸六角Art Project」最優秀賞
2021年
「京都市立芸術大学卒業作品展」大学院市長賞
2021年
「韓国清洲工芸ビエンナーレ」栄誉賞
鑑賞パスポートの購入はこちらから