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展示施設 : ミュージアムエリア ROKKO森の音ミュージアム、新池
船井美佐
「楽園と境界」をテーマに描き、想像と現実の間を行き来する。この作品は、2013年、鹿がシンボルだった六甲山ホテルで着想・制作した。実際には鹿は六甲山にはいないが、それは人々の自然に対する畏怖の念を象徴している。そして、シーボルトが六甲山で発見した幻の花と言われる七段花を描いた。ここを訪れる人が山と向き合うとき、実際にはいない鹿が現れ、その人もまた想像上の楽園に映り込み、自然と一つになる。