作品

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孤島の光 (仮設のモニュメント7)

展示施設 : トレイルエリア

小谷元彦

アーティストコメント

この地を訪れた時、かつて豊かな暮らしがあった場は、翳りゆく姿となり、建物は崩落しつつあるが、光を失ってはいないと強く感じた。バンノ⼭荘には14番まで信仰のレリーフがある。それらを起点にし、次の新たな物語となる15番⽬の彫刻を創作することにした。彫刻の⾝体の多くの破損は、壊れながら<かたち>を保つ現家屋の姿と相関関係を持つ。再発⾒されたアントニオ・カノーヴァの「横たわるマグダラのマリア」の背景も含めて参考にしている。

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