ひかりの森〜夜の芸術散歩〜

光や映像による大規模なプロジェクトを数多く手掛けるアーティスト・髙橋匡太が《ひかりの実》《キラ★キラ★キラリー~夜の絵具を探せ!~》の2作品で会場を彩るほか、本芸術祭初出展の竹中美幸が六甲高山植物園で35mmの映像フィルムと光を使った作品を展示します。
写真:村上美都

【追加開催について】
会場内の紅葉の見頃がずれ込んでいることを鑑み、11月24日(日)までを予定していた会期へ追加して
11月30日(土)・12月1日(日)に開催いたします。
見頃を迎えた紅葉のライトアップとともに夜間限定の光のアート作品をお楽しみください。

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みどころ

1

髙橋匡太による参加型作品

ひかりの実 in SIKIガーデン(音楽:mica bando)

ROKKO森の音ミュージアム

撮影: 岩本順平

《ひかりの実》は、笑顔が描かれた果実袋の中にLEDの小さな光を入れ、
木々に取り付けてあたたかな夜景を作り出す作品です。
神戸市内の小中学校や児童館を中心に、こどもたちが描いた大切な人の笑顔。
ROKKO森の音ミュージアムのSIKIガーデンであたたかな光と音楽に包まれます。

ワークショップ
≪ひかりの実≫をつくろう
髙橋匡太と一緒に、果実袋に「笑顔」を描いて≪ひかりの実≫に参加しよう!
日時
9月21日(土)11:00〜15:30
※雨天時は9月22日(日)に順延
場所
ROKKO森の音ミュージアム内 SIKIガーデン
参加費用

無料(鑑賞パスポート、ナイトパス付鑑賞パスポートまたは単館券が必要です。ナイトパスではご参加いただけません)

※予定枚数に達した時点で終了

キラ★キラ★キラリー~夜の絵具を探せ!~ (音楽:mica bando)

六甲高山植物園

園内を巡ってキラキラ光る色のかけらを集める体験型作品。
「光の泉」5か所全てを周ってゴール地点へ行くと、光と音楽の特別な演出を鑑賞することができます。
参加者だけのスペシャルな時間です。
小さなお子様を含め、幅広い世代の方にお楽しみいただけます。

髙橋匡太 プロフィール
光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。
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mica bando プロフィール
東京藝術大学音楽学部ピアノ科・Berklee音楽院シンセサイズ科卒業。2019年より六甲ミーツアートにて髙橋匡太氏作品への楽曲を提供。髙橋氏の作品には2021年「ひかりの実」テーマ音楽、2019年越後妻有「Gift for Frozen Village2019/ ひかりの花畑」、2018年山口ゆめ花博「Kirara Ring」「夢のたね2018」等にも参加。鍵盤楽器の演奏とうたを組み合わせたパフォーマンスやワークショップ、インスタレーション、ダンス作品や映像作品への楽曲演奏・制作を通して、音楽活動を行っている。

2

「ひかりの森」初出展 竹中美幸 山上の植物を扱うインスタレーション

六甲高山植物園では、透明な素材に光、影を取り込んだ作品を展開する竹中美幸が参加します。

Tiny Shadows 六甲高山植物園

撮影:高嶋清俊

消えゆく記録メディアである35mm映像用ポジフィルムに六甲山上の植物の淡い影を映しこんだ作品は
儚い美しさを持ち、普段見過ごしてしまう足元の小さな世界を再発見する旅へと鑑賞者を誘います。
フィルムを透過する光や作品周辺を覆う布に映る木々・鑑賞者の影も見所です。

竹中 美幸 プロフィール
主に透明な素材を用いながら、光や影を取り込んだ平面作品やインスタレーションに展開。記憶や記録に興味を持ち、近年では35mm映像用ポジフィルムに直接光を感光させ、消えゆくメディアに消えゆくものの影を記録させた作品なども制作。見過ごしてしまいそうな景や、物の記憶をそっと掬い上げ記録し、作品に昇華させる。2023年には約400平米ある岐阜県大垣市スイトピアセンターのアートギャラリーにて市の主催による施設30周年記念事業の一貫として個展が開催された。またコミッションワークも多く手がけ、2023年開業の東急歌舞伎町タワー内109シネマズプレミアム新宿には、かつてその場所にあったミラノ座で使われていた物や記録をフィルムに焼き付け壁面10mに展示された作品「ミラノ座の記憶」があり現在もみることが出来る。
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3

夜間特別展示

生田目礼一《『ヒカリ島』~夜光植物“UkarukuPa”燐光実験区~》六甲高山植物園 撮影:高嶋清俊

上記「ひかりの森」メインアーティスト2組を中心に、合計17組の作品が会場を彩ります。

ROKKO森の音ミュージアムエリア
Artist in Residence KOBE (AiRK)*、いくらまりえ、大石章生、北川太郎*、髙橋瑠璃*、のん、船井美佐*、三梨伸*、WA!moto. ”Motoka Watanabe”*
六甲高山植物園エリア
クゥワイ・サムナン、田中優菜、生田目礼一*、野村由香、HAFEN 本田耕、Waft Lab

※11月30日(土)、12月1日(日)は*印の作品のみ鑑賞出来ます。

4

紅葉のライトアップ

会場エリアの標高は約860m。
平地より気温は約5度低く、木々の色づきは一層早く進みます。
2024年は11月中旬~下旬にかけて会場内の植物が紅葉のピークに。
「ひかりの森」開催時は木々のライトアップを実施します。
山ならではの美しい秋の夜をお楽しみください。

会場マップ

ROKKO森の音ミュージアム 全10組  
六甲高山植物園 全8組

会場までは六甲ケーブル山上駅から六甲山上バスで約5〜6分
六甲ケーブル下駅までのアクセスはこちら

※11月30日(土)、12月1日(日)は「風の教会エリア」経由のバスは運行していません。

ひかりの森〜夜の芸術散歩〜

会期
2024.9.2112.1の土日祝 ※11.30、12.1は追加開催日です。
開催時間
17:00〜20:00 各種パスポート販売終了 19:00

※ 荒天中止 ※「ナイトパス」は16:00〜販売

会場
ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園
料金
詳しくはこちら
出展アーティスト
竹中美幸、髙橋匡太

Artist in Residence KOBE (AiRK)*、いくらまりえ、大石章生、北川太郎*、クゥワイ・サムナン、髙橋瑠璃*、田中優菜、生田目礼一*、野村由香、のん、HAFEN 本田耕、船井美佐*、三梨伸*、WA!moto. ”Motoka Watanabe”*、Waft Lab

※11月30日(土)、12月1日(日)は竹中美幸、髙橋匡太と*印の作品のみ鑑賞出来ます。

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