堀尾貞治×友井隆之
堀尾貞治×友井隆之
ほりお さだはる ともい たかゆき
堀尾貞治と友井隆之は、2010年頃から実験的に金属を使って身近にある「単位」を使った表現の可能性を探っていた。重量・面積・長さ・厚さ・容積・体積などの単位に一定のルールを設けることで作品化し、普段の生活のなかにある「あたりまえのこと」を時には見えるように、時には聞こえるように表出させていった。
この多作な二人は2016年より1kg単位の作品を1000個作ることで完成する「1ton彫刻」に取り掛かることになる。
堀尾貞治
ほりお さだはる
1939年 神戸市出身(2018年逝去)
1954年 神戸市立須佐野中学校卒業
神戸市出身 元具体美術協会会員
「あたりまえのこと」を冠した表現は堀尾独自の哲学から生まれその場に必ず存在する「空気」を鮮やかに表出させる。
友井隆之
ともい たかゆき
1972年 大阪府出身・在住
1991年 大阪府立北千里高校卒業
大阪府出身 TOMOI R&D 代表
作家活動を行う傍ら「芸術」と名の付く事象に多方面から関わる。ステージとスクリーンを空想と現実の境界線とし、その表現の本質を拡大させる。