髙野千聖
撮影:小西小多郎
髙野千聖
たかの ちさと
1998年 大阪府出身・在住
2021年 近畿大学文芸学部芸術学科造形芸術専攻修了
まちが生み出した廃材、建築資材、既製品などを使用し立体、インスタレーション、またドローイングやzineを制作。近年は屋外でのインスタレーション作品を通じ人々とその場で生まれる“アートと社会の関係性”という得難い事象に興味がありアートプロジェクトを行う。その地域で収集した廃材を作品に使用し、その場の記憶やモノの記憶、空間を共有し、時を紡ぎながら新たな人の交流などが創出されることは、時間を越えてさまざまな人の人生や想いを繋ぐことであり、そしてプロジェクトを通じ様々な思いを抱く人たちが現れ、あらゆるアクションが起こり新たな関係が生まれていく。その瞬間に身を投じて立ち会いたい思いから制作に取り組んでいる。