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展示施設 : ミュージアムエリア ROKKO森の音ミュージアム、新池
やなぎみわ
六甲・新池の草木が生い茂る一角にたたずむ、大姥百合の鋳造作品。開花まで7~10年という歳月を要し、たった一度きりの開花後に静かに一生を終える大姥百合の特性は、女性性や老いとと深く響き合いながら、六甲山の静けさのなかで見えにくい存在にそっと光をあてています。 この作品は9月に新池で上演される野外劇『大姥百合(オオウバユリ)』で、百合の精が帰る場所として、命が吹き込まれる瞬間を待っているかのようです。