湧き上がる新しい表現を
求めます。
作品プラン募集
神戸六甲ミーツアート KOBE ROKKP 2025 MEETS ART beyond
募集期間2025年2月1日(土)〜4月6日(日)

審査員

雨森

インディペンデント・キュレーター

雨森 信

小山田

美術家/公立大学法人京都市立芸術大学美術学部教授

小山田 徹

三分一

建築家
「自然体感展望台 六甲枝垂れ」
設計者

三分一 博志

中野

公益財団法人
神奈川芸術文化財団 学芸員/東北芸術工科大学客員教授

中野 仁詞

内藤

インディペンデント・キュレーター

林 寿美

森

公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業部
事業調整課長

森 司

内藤

六甲山観光株式会社 営業推進部係長
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond キュレーター

内藤 紫都

神戸六甲ミーツ・アートは、神戸・六甲山上で毎年開催される現代アートの芸術祭です。
2010年からこれまでに、延べ580組以上のアーティストが参加しました。
16回目を迎える今回は神戸を象徴する山、六甲山の自然とアートをより一層楽しみながら、豊かな時間を過ごしていただける芸術祭を目指します。

【テーマ】

環境への視座と思考

六甲山はかつて樹木など天然資源の乱用により、荒廃しました。
その後、明治期に来訪した居留外国人や多くの先人達の努力によって、現在は緑豊かな環境を取り戻し、新しい生態系も生まれつつあります。
そうした歴史をもつ六甲山で行われる芸術祭の今年のテーマは「環境への視座と思考」です。
ここでの環境とは、六甲山の自然・歴史・文化はもとより私たちの社会、世界の有り方までを含む概念です。
アートの展観を通じて、より広く多様な視点で環境を見つめ思考する契機が生まれることを望みます。

過去の神戸六甲ミーツ・アート

開催概要

会期

2025823日(土)〜1130日(日)

開場時間

10:0017:00

※会場により営業時間が異なります。17時以降も鑑賞できる作品があります。

会場
  • ROKKO森の音ミュージアム
  • 六甲ガーデンテラスエリア
  • 六甲高山植物園
  • 風の教会エリア ほか

※公募プランに使用可能な会場については応募要項をご確認ください。

主催

六甲山観光株式会社、阪神電気鉄道株式会社

共催

六甲摩耶観光推進協議会

  • 総合プロデューサー

    林 直樹六甲山観光株式会社 常務取締役

  • 総合ディレクター

    高見澤 清隆インディペンデント・キュレーター

  • プロデューサー/事務局長/ディレクター/キュレーター

    山川 佳乃六甲山観光株式会社 営業推進部長

  • キュレーター

    内藤 紫都六甲山観光株式会社

  • 鷲尾 英玲奈六甲山観光株式会社

  • テクニカルディレクター

    臼井 岳人六甲山観光株式会社

※2025年1月31日時点

公募概要

アーティスト自身から湧き上がる前例にとらわれない新しい表現を求めます!

  1. 六甲山の自然や景観、歴史、文化、会場施設等の特性を活かし、自由な発想や創造力で芸術文化の魅力を高め、発信出来る作品を募集します。
  2. 六甲山の気象の特徴である強風・濃霧などを逆手に取り、それを活かした作品も歓迎します。
  3. 書類選考(1次審査)を行い、15点前後の入選作品を決定します。
  4. 入選者には制作補助金として30万円 (税込) をお支払いします。

応募資格

年齢や国籍、プロ、アマチュア、個人、団体などは一切問いません。

応募方法

Web・郵送でご応募が可能です。

既定のフォーマットに沿わない情報は審査対象外です。ご応募の際は公募要項をお読みください。

Step1

step1

応募用紙をダウンロードする

ダウンロード

Step2

step2

ダウンロードした用紙にプランを記入

Webからご応募される場合、応募用紙5ページ目の提出は不要です。
郵送の場合は、すべての用紙にご記入ください。

Step3Web応募の場合

step3web

データをPDFで出力する

Step4Web応募の場合

応募フォームに必要事項を記入し、
Step3のデータをアップロードする

※ 締切直前は応募が集中し受理に時間がかかり、締切に間に合わない可能性がありますので余裕を持ってご応募ください。

※ 締切日の23:59まで受付

応募フォーム

Step3郵送応募の場合

step3_郵送

用紙を郵送する

Step4郵送応募の場合

同じ資料をA4サイズで2部用意し、下記宛先へ郵送する

〒657-0101
兵庫県神戸市灘区六甲山町一ヶ谷 1-32 六甲山観光株式会社 神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond 公募係

  • ※ 2部のうち1部はコピーでも構いません。
  • ※ 枚数・サイズ超過・両面印刷不可
  • ※ 応募書類は返却いたしませんので、予めご了承ください。
  • ※ 当日消印有効。持ち込み不可

応募・選考の流れ

21日(土)

作品プラン公募開始

46日(日)

募集締切

Web応募の場合 23:59を以て締切

郵送応募の場合 当日消印有効

4月下旬

1次審査

審査員が書類選考し、入選作品を15点前後選出します。

4月下旬

1次審査入選作品 仮決定

入選者には仮決定の通知を行いますが、正式決定は次の「実現可能性のチェック」をクリアしたあとになります。

4月下旬〜5月上旬

実現可能性のチェック・入選者現地説明会

5月下旬

入選者(作品)の決定

6月上旬(予定)

入選者(作品)発表

入選者(作品)はWebサイトで発表予定です。

※これ以降のスケジュールは応募要項をご確認ください。

各賞について

入選作品の完成後に改めて2次審査を行い、「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond公募大賞」を以下の通り決定し、表彰します。

神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond
公募大賞

グランプリ

1

賞金150万円

準グランプリ

1 賞金 50万円

奨励賞

2 賞金 30万円

上記に加え、芸術祭の会期中、招待アーティストを含む全出展アーティストを対象に、来場者が投票を行い神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond「オーディエンス大賞」を選出予定。
そのほか、企業・団体などによる賞が選出される予定です。
新たな賞の追加及び、内容に変更が生じた場合はWebサイトで発表します。

審査員プロフィール

順不同

  • 雨森

    雨森 信あめのもり のぶ

    インディペンデント・キュレーター

    京都市立芸術大学美術学部卒業。設計事務所、ギャラリー勤務を経て、フリーランスのキュレーターとして活動。
    2002年NPO法人記録と表現とメディアのための組織[remo]の立ち上げ、企画・運営に携わる。
    大阪市の文化事業として「BreakerProject」を始動、地域に根ざしたアートプロジェクトに取り組み、独自の表現手法を編み出すアーティストと共に新たな表現領域を開拓する(2003-2024年)。「水都大阪2009」、「BEPPU PROJECT2010」、「札幌国際芸術祭2017」、「さいたま国際芸術祭2020」、にてキュレーションやマネジメントを担う。
    「国際芸術祭あいち2022」ではラーニングプログラムでコーディネーターを務めるなど、さまざまなアートの実践を通して、現代における芸術文化およびアートマネジメントの役割について研究する。
    甲南女子大学、関西学院大学非常勤講師。大阪公立大学都市科学・防災研究センター客員研究員、HUB-IBARAKI ART PROJECT アドバイザー。

  • 小山田

    小山田 徹こやまだ とおる

    美術家/公立大学法人京都市立芸術大学美術学部教授

    1961年鹿児島生まれ。1984年、京都市立芸術大学在学中にパフォーマンスグループ dumb type を友人達と結成。
    1988年まで在籍。
    その後、コミュニティカフェなど様々な人々が集う場の開発を行い、共有空間の創造を活動の主体とする。
    現在は焚き火を使った場の開発を主に行い、weekend cafe’ や green mountain college などの場を開いている。
    子供や大人達の学び合いの場である「にわにわ」も進行中。
    2018年、東京都美術館の企画展「BENTO おべんとう展・食べる・集う・つながるデザイン」に家庭内のお弁当プロジェクトを出品。
    2010年より京都市立芸術大学彫刻専攻で教鞭をとる。現教授。

  • 三分一

    三分一 博志さんぶいち ひろし

    建築家(「自然体感展望台 六甲枝垂れ」設計者)

    瀬戸内を拠点に建築が地球の一部となることをテーマに地域に根ざした設計を行う。
    2011年「犬島精錬所美術館」(岡山県)では、日本建築学会賞と日本建築大賞を同時受賞。「宮島弥山展望台」(広島県)からの眺望は、2015年ミシュラングリーンガイド(フランス)の三つ星と評価され、翌年「自然体感展望台 六甲枝垂れ」も同一つ星を獲得。
    2017年 「直島ホール」(香川県)で国内の公共建築では初の受賞となるWallpaper*Design Award 大賞(イギリス)と2度目の日本建築学会賞を受賞。2018年「The Daylight Award」受賞(デンマーク)など、海外での評価も高い。特に地球環境先進国の北欧において「現代におけるグリーンアーキテクトの第一人者」(Louisiana Channel)と高く評価されている。
    その他、瀬戸内国際芸術祭2019に出展した「The Naoshima Plan 『水』」(香川県)や世界遺産原爆ドームに隣接する「おりづるタワー」(広島県)、2017年には日本・デンマーク外交関係樹立150周年・親善大使として、展覧会「システアナ美術館 “THE WATER”」(デンマーク)を手がける。
    現在、デンマーク王立芸術アカデミー教授(非常勤)/広島大学客員教授/山口大学客員教授/島根大学客員教授
    著書:三分一博志 瀬戸内の建築(TOTO出版)/三分一博志作品集JA81(新建築社)

    Photo:Takehiro Goto

  • 中野

    中野 仁詞なかの ひとし

    公益財団法人 神奈川芸術文化財団 学芸員/東北芸術工科大学客員教授

    1968年神奈川県生まれ。
    第56回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展(2015年)日本館 塩田千春「掌の鍵」/ 横浜トリエンナーレ 2017 「島と星座とガラパゴス」キュレーター。
    主な企画に、神奈川県民ホールギャラリーにて、日常/場違い(09年)、泉太郎「こねる」(10年)、八木良太「サイエンス/フィクション」(15年)、大山エンリコイサム「夜光雲」(20年-21年)、ドリーム/ランド(22年-23年)、味/処(23年-24年)。KAAT神奈川芸術劇場では、塩田千春「鍵のかかった部屋」(16年)、さわひらき「潜像の語り手」( 18 年)、小金沢健人「Naked Theatre -裸の劇場」 (19 年) 、冨安由真「漂泊する幻影」(21年)、志村信裕「游動」(21年) 、鬼頭健吾「Lines」(22年)、浅田政志「わたしとわたしたちのいま」(23年)。
    慶應義塾大学大学院美学美術史学専攻前期博士課程修了。
    女子美術大学非常勤講師。

    Photo:澁谷 征司

  • 林

    林 寿美はやし すみ

    インディペンデント・キュレーター

    神戸市生まれ。
    国際基督教大学卒業後、DIC川村記念美術館に勤務し、対話型鑑賞方法を導入した「なぜ、これがアートなの?」展のほか、 ロバート・ライマン、ゲルハルト・リヒター、マーク・ロスコの個展などを企画。
    同館退職後は、横浜トリエンナーレ(横浜美術館ほか)、「Robert Frank: Books and Films, 1947-2017」(デザイン・クリエイティブセンター神戸)、 「トラベラー まだ見ぬ地を踏むために」(国立国際美術館)、モリムラ@ミュージアム(大阪・北加賀屋)、ゲルハルト・リヒターの豊島プロジェクトをはじめ、 内外の展覧会やプロジェクトに携わる。
    2019年には神戸のアート・プロジェクト「TRANS- 」のディレクターを務めた。
    神戸大学非常勤講師。美術評論家連盟会員。
    主な著書に『ゲルハルト・リヒター 絵画の未来へ』(2022年、水声社)。

    撮影:渡邉 修

  • 森

    森 司もり つかさ

    公益財団法人東京都歴史文化財団
    アーツカウンシル東京 事業部 事業調整課長

    1960年愛知県生まれ。
    2023年より現職。1989年から2008年度まで財団法人水戸市芸術振興財団に勤務し、水戸芸術館現代美術センターの学芸員として開館準備に関わり、「クリスト展」(1991年)、「川俣正デイリーニュース展」(2001年)、「日比野克彦の一人万博」(2005年)、「宮島達男Art in You」(2008年)など個展やグループ展を企画担当する。
    2009年度から財団法人東京都歴史文化財団に移籍し、中間支援事業となる「東京アートポイント計画」のディレクターとしてアート NPO等との協働による街なかでのアートプロジェクトの実施や「東京都・区市町村連携事業」を担当する。2011-2020年度までの10年間は「東京都による芸術文化を活用する被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)」も担当する。
    2015年からは東京 2020公認文化オリンピアード事業「東京キャラバン」「TURN」のプロジェクトディレクターを務めた。2022年度からは共生社会の実現を目指す都の文化政策として展開する事業「クリエイティブ・ウエルビーイング・トーキョー」を担う。2016年から女子美術大学特別招聘教授。

    Photo:池田宏

  • 山川

    内藤 紫都ないとう しづ

    六甲山観光株式会社 営業推進部係長
    神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond
    キュレーター

    京都府出身。大阪大学文学部美学科西洋美術史専攻卒業、立命館大学大学院応用社会学専攻博士課程前期修了。2002年よりオルゴールミュージアム ホール・オブ・ホールズ六甲(現 ROKKO森の音ミュージアム)学芸員、2016年~2021年同館主任学芸員。所蔵品のデモンストレーションの運営を行う傍ら企画を担当。主な企画に「オルゴール・アート作品大賞」(2004年、2005年、2007年)、特集コンサート「世界最大級のダンスオルガンで聴く久石譲」(2016年)、オルゴール・シアター「宇野亞喜良のシンデレラ」(2019年)、「ムットーニのオルゴール・シアター」(2020年)、「明和電機プロデュース メカニカルコンサート」(2021年)。
    2012年より六甲ミーツ・アート芸術散歩キュレーター補佐を兼務。2021年より現職。主な担当アーティストは大巻伸嗣、大西康明、川俣正、さわひらき、髙橋匡太、束芋、林勇気、横山裕一。

    撮影:神戸新聞社

※書類選考(1次審査)は上記に加え、総合ディレクター高見澤清隆が審査員として参加します。

合同下見会

以下の要領で合同下見会を実施します。ご希望の方は事前にお申し込みください。 (参加無料)

日程

2025315日(土)、16日(日)

開催時間

各日13:0017:00
※自由解散となります。

集合

六甲ケーブル山上駅 / 兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)

公共交通機関でお越しの方

12時00分~12時45分に六甲ケーブル山上駅構内の「ショップ737 六甲遊山案内処」前の受付へお越しください。

※六甲ケーブルは運休中のため、六甲ケーブル下駅から六甲ケーブル山上駅は代行バスにご乗車ください。

(運賃:片道600円 六甲ケーブル下駅発車時刻:11時30分発/12時00分発 乗車時間:約30分)

※代行バスは席に限りがありますので、時間に余裕を持ってお越しください。

お車でお越しの方

12時00分~13時00分に兵庫県立六甲山ビジターセンター(記念碑台)(〒657-0101兵庫県神戸市灘区六甲山町北六甲123)にお越しください。
*無料駐車場があります。

内容

13時に記念碑台にてガイダンスを行った後、各自で六甲山上バスに乗車し、展示会場施設を自由に周っていただきます。
六甲山上バス乗車券と各施設に入場できる1日限定パスを発行します。お帰りの際に必ず返却ください。

六甲ケーブル山上駅までの交通費および施設間移動の山上バス運賃、自家用車で周る場合の駐車料金(施設共通駐車1000円)はご自身で負担してください。

申込方法

参加希望日の3日前までに、下記フォームより希望日、代表者氏名、人数、連絡先、来場方法(公共交通機関または自家用車)を明記の上、お申し込みください。

申し込みフォーム

備考

合同下見会に限り、芸術祭作品展示施設の入場料は不要です。

合同下見会開催時期の六甲山上の気温は例年5℃前後であり、急激な温度低下や天候の崩れが生じることも多くあります。十分な防寒具及び雨具を準備してお越しください。
尚、天候等の状況により、合同下見会は中止またはオンラインなど開催方法を変更する場合があります。

オンライン質問会

現地下見が困難な方を対象に、公募オンライン質問会を開催します。 (参加費無料)

日程

2025321日(金)

開催時間

18:0019:00参加者の状況によっては時間を延長する場合があります。

開催方法

Zoomミーティング

内容

総合ディレクターとテクニカルディレクターがオンラインで公募・展示に関する皆様の質問にお答えします。

申込方法

以下のURLより、必要事項を入力の上お申し込みください。*申込〆切3月20日(木)正午

申し込みフォーム

備考

原則参加される方はカメラをONにしていただき、カタカナでお名前(ニックネーム可)を表記してください。

公募について
お問い合わせ

本公募についての問い合わせは、e-mailでのみ受け付けます。
よくある質問の回答はWebサイトに掲載します。

※問い合わせのメールは、個別に返信を約束するものではありませんのでご了承ください。

お問い合わせ先

神戸六甲ミーツ・アート事務局

rma-info@rokkosan.com※電話での問い合わせはご遠慮ください。
鑑賞パスポートの購入はこちらから